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バックカントリーに必要な基本装備

バックカントリースキーでは通常のゲレンデスキーと異なり、多様な道具類を携行します。 以下では一般的な1dayツアーの際に必要な道具類をリスト形式で紹介します(ツアーの工程や時期によって必要な道具は異なりますのであくまでも参考として紹介します)。

バックカントリー装備表(参考)

グループ アイテム 説明 必要度 詳細(リンク)
滑走・登行装備 スキー パウダー狙いであれば幅100mm以上のファットスキーがおすすめ。登行の負担を考えると軽量なスキーが理想であるが、幅が太くなれば重くなるのが一般的。 必須 スキー板の選び方
ビンディング スキー板、滑走のスタイル、ブーツに合わせて慎重な選択が必要。 必須 ビンディングの種類
スキーブーツ フリーライド向け、ATブーツ、アルペンブーツ等スタイルに応じて選択可能。ブーツにより装着できるビンディングが異なるので要注意。 必須 ブーツの選び方
ポール 厳冬期はパウダーリング付きが必須。バックカントリー向けは深雪での使い勝手の良い伸縮式が一般的。 必須 -
シール スノーシューで登行することも可能だが、効率の良い登行にはシールが必須。 必須 シールの選び方
バックパック 日帰りツアーであれば30Lが一般的。 必須 -
アバランチギア ビーコン 雪崩で埋没した際の救助に必須(救助する場合も、される場合も)。デジタル3アンテナが理想。専用ストラップで身に着ける。 必須 アバランチギアの基本
ブローブ ゾンデとも呼ばれる。雪崩の際に埋没者を雪の上から探す物。長さは2-3mが一般的。 必須
ショベル 雪崩による埋没者を掘り出すことが主目的であるが、ピットチェック、洞窟掘りなど他の用途もある。軽量のアルミ製やプラスチック製もあるが、強度が弱くいざというときに役に立たない。 必須
ウェア・手袋 アウター バックカントリーでは中綿の無いシェルジャケット(防水透湿性のもの)が一般的。 必須 ウェアの選び方
ミドルレイヤー フリースやソフトシェル。 必須
ベースレイヤー 学繊維やウールのものが一般的。綿やレーヨン素材は汗を逃がさないので向かない。 必須
靴下 化学繊維やウールのものが一般的。 必須 -
グローブ 滑走用のもの。通常のスキーグローブで問題ない。 必須 -
グローブ(薄手) 登行時に使用するもの。汗をかきやすいので薄手がおすすめ。 出来れば -
ヘッドギア、アイウェア他 ヘルメット 万が一の為にヘルメットの着用を強く推奨。 出来れば -
ビーニー 耳まで隠れるニット帽。登行の際はビーニーで、滑走の際はヘルメットに変更することが一般的。 必須 -
ゴーグル 転倒等で雪が入ってしまうとレンズ曇りは避けられないことが多い為、予備ゴーグルを持っていくことを推奨。 必須 -
サングラス 登行の際にゴーグルを装着しているとレンズが曇ってしまう。裸眼では強い日光で雪目になり行動不能になることもある。 必須 -
バラクラバ 目出し帽。悪天候での登行時に心強い。 出来れば -
行動食・飲料 飲料 雪山であってもbcは運動量が多いため、飲料の携行は必須。 必須 -
水筒 暖かいお茶やお湯を500ml程度入れられるもの。寒冷仕様の製品もある。 出来れば -
行動食 カロリーメイトやパンなど休憩の間に素早く食べられるものが一般的。おにぎりは凍る可能性があるのでNG。 出来れば -
地形図・GPS 地形図・コンパス 2万5000分の1の地形図(コンパスと合わせて使用する)。最近ではスマホアプリの地形図も充実しているがスマホの電池は緊急用に温存する必要あり。 必須 -
GPS 最近ではスマホアプリが充実しており、使い勝手の観点からがスマホに軍配が上がるも、電池消耗を考慮すると専門のGPS機の安心度が高い。 出来れば -
その他ツール ヘッドランプ 冬は日照時間が短く念の為に携行すべき。 必須 -
ホイッスル 視界の悪い時に仲間に自分の位置を知らせる為に使用する。 出来れば -
時計 標高がわかるものがお勧め。GPS搭載のアウトドアウォッチも増えている。 必須 -
健康保険証 ケガや体調不良に備えて。 必須 -
山岳保険保険証コピー バックカントリーに入る際は山岳保険他専門保険の加入を強く推奨。 加入していれば -
ファーストエイドキット 絆創膏、テーピング、常備薬等。 出来れば -
携帯電話 緊急時の重要な連絡手段。万が一に備えて可能な限り使用は控える。 必須 -